風吹くままコラム風

風吹くまま(ゴルフ、ラーメン…)管理人がお届けする時事と風吹くままテーマに関するコラム(日記)

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日本風景論 池内紀

日本風景論
池内紀著
角川選書
2009年3月発行

この論は、論にあらず、自分流儀で自分の足でたどり、やがて自分の内的世界(記憶)に風景が入り込んでくる。
もし、叙述に「論」があるとすれば、人と土地のにおいを細部にそっと宿らせたことさろう。

それは、現代人が風景を絶縁して久しい。風景を失うとき、当然ながら遠方も失う、へだたりを知らず、未知の道とも縁がない、そのアンチテーゼでもある。

水の記憶
誕生記―神社(三重県 伊勢)
神さまの領分―しめ縄(北海道 江差)
三角の頂点―岬(北海道 宗谷)
うらのとやま―浦(石川県 能登)
幻の防壁―松原(福井県 敦賀)

穴の記憶
鎮守府開庁―坂(広島県 呉)
青春ニッポン―盆地(山口県 山口)
ハーイ、5百段―石段(香川県 琴平)
物見の道―峠(岐阜県 御嶽)
騎士団の夢―石垣(熊本県 熊本)

島の記憶
幻の獣―滝(三重県 那智)
風景づくり―運河(滋賀県 近江八幡)
よどみの底―沼(茨城県 牛久)
瓦の夢―川(島根県 江津)
生死を知らず―河口(宮城県 石巻)
ウサギとワニ―島(島根県 隠岐)

像の記憶
お経と号令―寺町(香川県 善通寺)
門口めぐり―城下町(兵庫県 篠山)
迎え火・送り火―城址(大分県 竹田)
精霊の里―墓地(鳥取県 琴浦)
祈りのかたち―遍路道(高知県 室戸)
火の国にて―火山(鹿児島県 桜島)
山麓徘徊―山(日本国 富士山)

半島、島、沼、松原....地理をジャンル分けし、その土地の名や特性を見出し、つねに人とのかかわりから風景をとらえる。
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